<飛び込み:W杯>◇4日目◇23日◇ロンドン五輪会場水泳センター

 女子板飛び込み予選で馬淵優佳(JSS宝塚)は263・20点の26位で準決勝に進めず、五輪出場枠も獲得できなかった。

 予選敗退にも、馬淵は「全体的に良かったと思う」と満足した表情だった。

 4回目は空中姿勢が乱れたが、それ以外はコンスタントに50点以上をマーク。最後の5回目にこの日最高の61・60点を出し「自分だけに集中して、落ち着いてできた」と振り返った。

 現在の演技構成は難易率が低く、五輪出場枠獲得は厳しかった。それでも期待の17歳は「伸びるところはあると思う。それを少しずつ伸ばして4年後に日本の代表として飛び込みをできればいい」と前を見据えた。