<ラグビー・日本選手権:NEC17-10神戸製鋼>◇25日◇1回戦◇大阪・花園ラグビー場

 トップリーグ(TL)4位のNECが数的不利に耐え、ワイルドカードの神戸製鋼に競り勝った。14点リードで迎えた後半、NO8土佐誠(25)ロック広沢拓(25)プロップ猪瀬佑太(29)が断続的にシンビン(一時退場)処分を受け、約10分も2人少ない戦いとなった。岡村要ヘッドコーチ(39)は「やりたいラグビーではなかったかもしれないが、素晴らしいゲームだったと思う」と語る一方、反則を16も重ねたことには「ペナルティーも含めてディフェンスなので…。でも、ここまでいくとコーチ陣の教え方を考えないといけないかも…」と真摯(しんし)に受け止めていた。