<ラグビー・日本選手権:キヤノン37-13天理大>◇25日◇1回戦◇大阪・花園ラグビー場

 キヤノンの永友洋司ヘッドコーチ(40)が、大差で破った天理大のラグビーをたたえた。大きく球を動かすスタイルを「日本のラグビーの将来を考えれば、とてもリスペクトできる。ラインの組み立てなど(天理大の)小松監督のラグビーにずっと注目してきた」。今季、大学選手権2位と躍進した相手の司令塔SO立川にボールが渡る前にプレッシャーをかけ、試合を支配したという。プロップ宍戸要介主将(26)も「天理さんの向かってくる気持ちに対して、立ち上がりは強くいけなかった」と押されたことを認めていた。