<ラグビー・日本選手権:キヤノン37-13天理大>◇25日◇1回戦◇大阪・花園ラグビー場

 初陣の天理大が初戦で消えた。前半30分まで、キヤノンのミスの多さにも助けられてPG2本の6-0とリードしたが、徐々にフィジカルの強さに押され、逆転を許した。SO立川理道主将(4年)は「1対1に差を感じた。ただ、前に出て球を動かせれば、自分たちの型に持って行ける手応えはあった」という。後半34分には立川-FB塚本とつなぎ、意地のトライを決めた。小松節夫監督(48)は「最初からもっと思い切っていけていれば、と思うが、ウチのいい部分もあった。トライも取れたし、いい経験を積めた」と話していた。