レスリングのロンドン五輪アジア予選(30日開幕、カザフスタン・アスタナ)に出場する男子日本代表が14日、都内で強化合宿を公開した。アジア予選は、今後3大会ある五輪予選の最初のステージ。上位2人が五輪出場枠を獲得する中で、男子の佐藤満強化委員長(50)は「フリーで2枠、グレコで3から4枠取れれば」と目標を立てた。

 まだ1階級も出場枠を獲得していないグレコローマンで期待がかかる、55キロ級の長谷川恒平(27=福一漁業)は「相手どうこうより、自分の力を出せれば結果はついてくる」と言い切り、60キロ級の松本隆太郎(26=群馬ヤクルト販売)は「自信を持ってやりたい」と話した。