ロンドン五輪世界最終予選(4月6~8日、クロアチア)に出場するハンドボール男子日本代表は16日、東京都北区の味の素ナショナルトレーニングセンターで行っている直前合宿を公開した。昨年10月のアジア予選で出場権を逃し、最終予選が88年ソウル大会以来24年ぶりの五輪へのラストチャンス。1月のアジア選手権を両足のアキレスけん痛で欠場した宮崎大輔(30=大崎電気)は今も痛みを抱えるが、「前回の試合は欠場しているので、チームに追いついて、僕が引っ張るという強い気持ちを持ってやりたい。これが自分にとっても最後のチャンスだと思う」と固く決意した。

 大会ではクロアチア、アイスランド、チリとリーグ戦で争い、上位2カ国が五輪出場権を獲得する。