<W杯スキー:男子ジャンプ>◇個人第25戦◇16日◇スロベニア・プラニツァ(HS215メートル、K点185メートル)

 フライングヒルによる競技を行い、伊東大貴(雪印メグミルク)は4位だった。

 伊東は「内容はまあまあ良かった。最低限以上のことはできた」と話した。

 FHで1位を示す赤色のゼッケンをつけ、日本勢で初の種目別優勝の期待がかかっても「普段通り。タイトルよりも内容重視で飛ぶ」と臨む姿勢は変わらない。強風のために試技は飛ばず、1回目がこの日最初のジャンプ。しっかり踏み切り、212・5メートルで3位につけた。しかし、2回目も212・5メートルで表彰台に届かなかった。

 それでも「表彰台はおまけとしてついてくれば良かったけど。2回ともタイミングがあっていい流れで飛べた」と満足そうだった。