ラグビーの日本選手権決勝は18日午後2時から東京・国立競技場で行われ、サントリーとパナソニックが対戦する。大会2連覇と今季2冠を目指すサントリーは17日、東京・府中市内のグラウンドで最終調整。NO8竹本隼太郎主将は「やることはいつも通り。タフでサントリーらしいラグビーを」と話した。

 11日の準決勝東芝戦では消耗が激しく、今回は疲労回復が何よりの準備だった。筋肉の炎症を抑えるために氷を入れた水に漬かる「アイスバス」は通常、下半身だけのところを、上半身まで入った。練習は強度は落とさずに、時間を短縮。最終的に「先週よりもいい準備ができた」と竹本は言う。

 エディー・ジョーンズ監督は「トップリーグの中で、うちが最もフィットネスの高いチームだと自負している」と、コンディションに不安はない様子。「チームは成長してくれた。明日勝てば、日本のラグビー界を2年連続で圧倒したことになる」と自信をのぞかせていた。