<W杯スキー:ジャンプ>◇17日◇スロベニア・プラニツァ

 フライングヒルによる団体最終第6戦(HS215メートル、K点185メートル)を行い、日本は6位に終わった。

 18日の個人最終戦はW杯個人総合の上位31人が出場するため、39歳の葛西紀明(土屋ホーム)は団体戦で今季を終えた。腰痛に苦しみ「よくここまで戻せたと思う。満足している」と振り返った。

 一時は遠征メンバーから外れ、シーズン終盤まで腰に負担がかかる下半身のトレーニングはできなかった。序盤に活躍した小林潤志郎(東海大)ら若手の突き上げもある。来季に向け「夏場からしっかり練習できれば、いいところで戦える自信がついた」と意欲を燃やした。