<フェンシング:W杯>◇18日◇ドイツ・ボン

 日本が格上のフランスを大逆転で破り、4強入りを決めた。前日の個人戦で日本勢は全員が1回戦敗退。鬱憤(うっぷん)を晴らす勝利が決まり、選手たちは抱き合って喜んだ。

 序盤は互角の展開だったが、中盤から徐々に離され、一時は18-30の劣勢に立たされた。しかし三宅諒(慶大)の8連続ポイントなどで一気に追い上げ、藤野大樹(ネクサス)で逆転。最後はエースの太田雄貴(森永製菓)が相手の追撃を断ち切った。