日本ラグビー協会は19日、都内でアジア5カ国対抗(4月27日開幕)の日本代表メンバー30人を発表。

 左WTBにはキャップ68を誇る小野沢宏時と、東福岡高3年の藤田慶和の名が並ぶなど、エディー・ジョーンズ新ヘッドコーチは「経験のある選手とポテンシャルのある若い選手とのバランスを考えた」と話した。

 主将には「素晴らしいキャプテンシーを持ち、性格もよく、繊細な感覚を持っている。チームをまとめられる」との理由で、東芝WTB広瀬俊朗を指名した。2年間指揮したサントリーからは8人を選び、東芝の5人がこれに次ぐ。30人中キャップなしは14人。

 さらに「15年W杯でトップ10に入るため、プレーやフィットネスに優れているだけでなく、チームに一体感をもたらすような性格の選手を選んだ」と話した。