レスリング女子日本代表合宿が20日、都内で公開され、五輪アジア予選(30日開幕、カザフスタン・アスタナ)で出場権獲得を目指す女子72キロ級の浜口京子(34=ジャパンビバレッジ)は「ベストコンディションで臨めるように過ごしている。確実に勝ちに行きたい」と決意した。

 五輪で行われる女子4階級のうち、55キロ級の吉田沙保里(29=ALSOK)ら3階級は既に出場が決まり、残すは72キロ級のみ。日本レスリング協会はアジア予選など3大会ある五輪予選を、すべて浜口に託す方針を決めた。浜口も「自分を信じ切ります。ここからはもう、ラストスパートで戦いたい」と、五輪3大会連続出場へ焦点を定めた。