スピードスケートのシーズンを締めくくる世界距離別選手権は22日(日本時間23日未明)に、オランダのヘーレンフェインで開幕する。日本勢は21日、会場のリンクで調整し、女子で個人3種目に出場する小平奈緒(相沢病院)は低い姿勢でフォームを入念にチェックし「あとは気持ちのスイッチが入れば。疲れは抜けてきているので、いい位置を狙える」と自信を見せた。

 男子1000メートルを欠場し、500メートル専念を決めた加藤条治(日本電産サンキョー)は軽く調整し「まだ調子は戻っていない」と少し弱気だった。

 初日は、女子3000メートルに穂積雅子(ダイチ)石野枝里子(日本電産サンキョー)石沢志穂(トランシス)が出場する。加藤や長島圭一郎(日本電産サンキョー)が登場する男子500メートルは、最終日の25日に実施される。