25日に開幕する卓球の世界選手権団体戦に出場する日本代表は23日、事前合宿地のドイツのデュッセルドルフから開催地のドルトムントに入り、5大会連続3位の女子はロンドン五輪代表の福原愛(ANA)石川佳純(全農)らが会場で初練習した。

 2人はサーブなどを中心に調整し、照明や台の感触を確かめた。福原は「天井の照明の間隔がまばらで、サーブで投げ上げた球が見づらいが、早く慣れたい」と言い、石川は「台の感じも良く、会場の雰囲気をつかめた」と話した。

 会場の体育館はサッカー日本代表の香川真司が所属するドルトムントの競技場と隣接しており、卓球の世界選手権開催は1959年、89年に続いて3度目となる。