レスリング男女日本代表が26日、ロンドン五輪出場枠のかかるアジア予選(30日開幕、カザフスタン)に向けて出発した。男子フリー55キロ級の湯元進一(27=自衛隊)は11日に右股(こ)関節を痛めたが「自分の力で出場枠を取りたい」と志願の出場。女子で唯一、出場の決まっていない72キロ級の浜口京子(34=ジャパンビバレッジ)は「充実した練習で今は体の中に根っこのような軸ができている」と、笑顔で話した。各階級2位以内に入れば、五輪出場枠を獲得できる。