<卓球:世界選手権団体戦>◇2日目◇26日◇1次リーグC組◇ドイツ・ドルトムント

 女子は、強敵の1つと見られたポーランドにあっさり快勝した。福原愛(23=ANA)と平野早矢香(27=ミキハウス)、石川佳純(19=全農)のベストメンバーを組んだ一戦。相手が若手の勢いに懸けてきたため、平野と石川はフルゲームにまでもつれたが、それでも最後はきっちり締めた。3連勝で、27日の地元ドイツ戦に臨める村上恭和監督は「3人全員が勝ってドイツ戦に向かえるのが良い。計画通り」と自画自賛した。

 ただ、この3試合はいずれも相手がエースをずらしたこともあり、福原は競った試合を経験できなかった。「ドイツと試合をする前に競る試合をしたかった。明日(27日)はちゃんと気持ちを持って行かないと」。日本女子のエースは気を引き締めていた。