日本重量挙げ協会は28日、女子75キロ超級の嶋本麻美(24=金沢学院大職)がロンドン五輪代表に決まったと発表した。嶋本は初代表で女子の代表決定は53キロ級の三宅宏実(いちご)に続いて2人目。

 昨年の世界選手権で日本女子は五輪出場枠を決める各国・地域の順位で10位となり、3枠獲得の見通しだった。しかし、75キロ超級で外国選手のドーピング違反が発覚して7位だった嶋本が6位に繰り上がった。この結果、この日発表された順位で日本は9位となり、出場枠が4枠に増加。日本協会の選考基準に従って嶋本が代表に決まった。◆嶋本麻美(しまもと・まみ)11年世界選手権でトータル260キロの日本新記録を樹立。全日本選手権2連覇中。金沢学院大出、金沢学院大職。165センチ、107キロ。24歳。和歌山県出身。