<卓球:世界選手権団体戦>◇4日目◇28日◇1次リーグD組◇ドイツ・ドルトムント

 日本男子は最終戦でスロバキアに3-1で勝ち、4勝1敗でリーグ1位通過を決めた。

 3番手の松平賢二(22=青森大)が対戦したバルドンは弟の健太が今季プレーしたチェコのリーグのチームメート。弟からの「バックハンドのレシーブがうまい」との助言を生かし、接戦をものにした兄は「団体戦の雰囲気を楽しめて戦えた」と充実感を漂わせた。

 1次リーグで出場した4試合はすべてフルゲームで制し、勝負強さが際立つ。決勝トーナメントに向け「これまでのようにしっかり準備をしたい」と気を引き締めた。