<レスリング:ロンドン五輪アジア予選>◇30日◇カザフスタン・アスタナ◇男子フリースタイル6階級

 55キロ級の湯元進一(自衛隊)と74キロ級の高谷惣亮(拓大)が決勝に進み、各階級上位2人に与えられる五輪出場枠を獲得した。2人は日本協会の選考基準を満たし、五輪代表に決まった。

 昨年の世界選手権で獲得した60キロ級、66キロ級を合わせ、フリーの五輪出場枠は4階級となった。

 27歳の湯元進は1回戦、準々決勝、準決勝をいずれも2-0で勝った。ALSOKに今春入社する高谷は初戦の準々決勝をフォール勝ちし、準決勝を2-1で制した。84キロ級の松本篤史(ALSOK)は準決勝で、96キロ級の磯川孝生(徳山大職)は初戦で敗退した。

 五輪アジア予選は4月1日まで行われ、日本からはフリー5階級、男子グレコローマン7階級、女子72キロ級に出場する。