<フィギュアスケート:世界選手権>◇5日目◇30日◇フランス・ニース

 ペアの高橋成美(木下ク)マービン・トラン(カナダ)組が189・69点で3位に入り、同種目の日本代表では史上初のメダルを獲得した。

 28日のショートプログラム(SP)で3位と好発進した高橋組はフリーでも3位となった。アリョーナ・サブチェンコ、ロビン・ゾルコビー組(ドイツ)が201・49点で2年連続4度目の優勝を果たした。

 ◆高橋成美(たかはし・なるみ)3歳でスケートを始め、父親の転勤先の中国で13歳からペアに転向。07年にカナダ人のマービン・トランと組み、10年世界ジュニア選手権2位、ジュニアGPファイナルで日本勢初優勝。11年世界選手権9位。慶大在学中、木下ク。146センチ、35キロ。20歳。千葉県出身。