<フィギュアスケート:世界選手権>◇最終日◇31日◇フランス・ニース

 男子のショートプログラム(SP)で3位につけた高橋大輔(関大大学院)はフリーで4回転ジャンプを含めてほぼ完璧な演技を見せ、合計259・66点で2選手の演技を残してトップに立った。高橋は優勝した2010年大会以来のメダルが確定した。

 SPで7位だった初出場の17歳、羽生結弦(宮城・東北高)も4回転ジャンプを決め、自己ベストを更新する合計251・06点で2位。前回銀メダルの小塚崇彦(トヨタ自動車)は218・63点で9位となった。

 SPトップで2連覇を狙うパトリック・チャン(カナダ)は最終24番滑走。

 小塚崇彦の話「昨日に続いてジャンプでミスをしてしまったことは悔しい。(不調の原因は)間違いなく練習不足。自分が自信を持てるだけの練習ができなかった」