カザフスタンで行われたアマチュアボクシングのロンドン五輪アジア最終予選を兼ねたアジア選手権で、五輪出場を決めたフライ級の須佐勝明(自衛隊)とバンタム級の清水聡(同)が14日、関西空港に帰国した。五輪初出場となる須佐は「最高のパフォーマンスが出た。うれしかった」とリラックスした表情で語った。

 2大会連続の代表に決まった清水は「スタッフに協力してもらい、いい環境の中でできたことが勝利につながった」と話した。現地は一日の寒暖の差が激しく、空気が乾燥して体調管理が難しかったという。

 自衛隊の2人は一緒にランニングや食事をするなど公私ともに仲が良い。須佐は「いいライバル。2人でメダルを取りたい」と五輪での活躍を誓った。