<ボート:第81回早慶レガッタ>◇15日◇東京・隅田川

 メーンの対校エイト(3000メートル)は慶大が11分28秒17で早大に4艇身差をつけ、3年ぶりに制した。通算成績は慶大の36勝44敗、同着1。

 慶大はスタートから着実にリードを広げて快勝。荻野和樹主将は「思った以上に水面が荒れていたが集中できた。特別な思い、いろんな気持ちがあった」と隅田川での勝利をかみしめた。

 昨年は東日本大震災で業務が増えた隅田川沿いの区や消防の負担を考慮し、埼玉県の戸田漕艇場で開催された。今回は被災地の岩手、宮城両県の高校生を招待したレースも行った。