ロンドン五輪カヌー代表8人の壮行会が21日、都内ホテルで行われた。スプリント、スラロームの各代表が一堂に会するのは、今回が最後。スプリントの女子カヤック代表で、10年世界選手権シングル200メートルで銅メダルに輝いた北本忍(35=富山県体協)は、訪れた約150人を前に「3度目の五輪で、今回が一番、メダルに挑戦する気持ちを持っている。精いっぱい頑張りたい」と意気込みを話した。

 強豪スロバキアに拠点を置きながら、スラロームの男子カナディアンシングルで2大会連続の五輪出場を果たした羽根田卓也(23=羽根田事務所)は「自分の実力が出れば、どの色のメダルも不可能じゃない。自分の力を信じて頑張りたい」と力強く語った。