ロンドン五輪本番会場で行われた世界最終予選でチーム、デュエットの出場権を獲得したシンクロナイズドスイミング日本代表が24日、英国から成田空港へ帰国した。会見で、主将の小林千紗(24=井村シンクロクラブ)は「今回は精神的な戦いでした。最後に自分たちのチーム全員の力を出せた。五輪はやはり4年に1度の大会。最高の演技をして、どれだけ世界の代表に食い込めるか。相手の国も死に物狂いでやってくる。どれだけ自分たちもできるか」と本番を見据えた。

 同代表はジャパンオープン(5月2~5日、東京・辰巳国際水泳場)に出場。その後は国内で調整を進め、直前のドイツ合宿を経て英国入りする。