男子マラソンの川内優輝(25=埼玉県庁)は25日、ゴールドコーストマラソン(7月1日、オーストラリア)に招待選手として出場が決定したことを受け、勤務先の埼玉・春日部高で会見を行った。埼玉県と開催地のクイーンズランド州が84年から姉妹友好提携をしており、出場が実現した。川内は「ケニアなどアフリカの選手たちと競って、自分自身が通用すれば。大会記録に近いタイム(2時間10分1秒)が目標です」と意気込んだ。ロンドン五輪出場はかなわなかったが、今後の目標は13年世界陸上(モスクワ)。「モスクワまでに地力をつけたい」と力強く話した。