<バドミントン:インド・オープン>◇25日◇ニューデリー

 ロンドン五輪出場枠が決まる5月3日付の世界ランキング最後の対象大会となるインド・オープンは、各種目の1回戦を行い、男子ダブルスで2連覇を狙った平田典靖、橋本博且組(トナミ運輸)はタイのペアに0-2で敗れて出場枠を逃し、五輪代表入りはならなかった。

 1年間の世界ランクで8位以内に2組以上入った国・地域には出場枠が2つ与えられる。25日現在で世界7位の平田、橋本組は昨年優勝ポイントの9200点などを失ってランクを下げ、同じく敗れた12位の佐藤翔治、川前直樹組(NTT東日本)に抜かれることが確定。8位以内の可能性も消えた。日本協会は出場枠を獲得した選手を五輪代表に決定する。

 14位の早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)は勝ち、五輪出場の望みをつないだ。

 女子ダブルスで初の五輪出場が確実な世界4位の藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)はドイツのペアに逆転勝ちした。