<バドミントン:インド・オープン>◇25日◇ニューデリー

 男子ダブルスの平田典靖、橋本博且組(トナミ運輸)は初戦で敗退し、初の五輪出場はならなかった。叫び声とともに打つ気迫のこもった橋本のスマッシュは見られず、平田のラケットワークも精彩を欠いた。

 昨年のインド・オープンで日本男子初のスーパーシリーズ制覇を達成。全日本総合選手権も3連覇中の看板ペアは1年間の争いで安定した結果を残してきたが、五輪には小差で届かなかった。

 橋本は「最後はどの大会で何ポイント取りたいとか、雑念も出てきた。最近は自分たちのプレーができなくなっていた。こなした感じになってしまった」と悔やんだ。