20年五輪の東京招致委員会などが26日、都内で「開催都市決定500日前記念イベント」を行った。アテネ五輪競泳女子800メートル自由形金メダルの柴田亜衣さん(29)ほか、シンクロナイズドスイミングの小谷実可子さん(45)、競泳の宮下純一さん(28)、バレーボールの大山加奈さん(27)、スケートの勅使川原郁恵さん(33)が、招致を呼びかけるメッセージボードの除幕をした。

 柴田さんは「日本中の皆さんに『東京オリンピック』という言葉を胸に刻んでいただけたら」と話し、小谷さんは「96年アトランタでスタンドの一体感に感動した。みなさんもオリンピックヒストリーの一部になりましょう」とアピール。また、宮下さんは「ぜひ東京にオリンピックを呼んで、みなさんに肌で感動を味わって欲しい」と話し「子供たちの夢が膨らむと思います」(大山さん)「オリンピックにはたくさんの夢があります」(勅使川原さん)と呼びかけた。