<バドミントン:インド・オープン>◇26日◇ニューデリー

 ロンドン五輪出場枠が決まる5月3日付世界ランキングで最後の対象大会は26日、ニューデリーで各種目の2回戦を行い、混合ダブルスの池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)がインドネシアのペアを2-0で下して8強入りし、ともに2大会連続の五輪出場を確実にした。

 女子シングルスの佐藤冴香(日体大)と男子ダブルスの佐藤翔治、川前直樹組(NTT東日本)も五輪出場が確実になった。

 混合ダブルスの日本の出場枠は一つ。池田、潮田組は世界ランクで、8強に入った佐藤、松尾静香(パナソニック)組に逆転されなくなった。

 女子シングルスの後藤愛(NTT東日本)と男子ダブルスの早川賢一、遠藤大由組(日本ユニシス)は敗退して出場枠を逃した。両種目の日本の出場枠も一つで、1年間の世界ランクで佐藤と、佐藤、川前組が日本勢最上位となった。日本協会は出場枠を獲得した選手を五輪代表に決める。

 女子ダブルスは末綱聡子、前田美順組(ルネサス)が8強入りし、五輪出場に望みをつないだ。五輪出場が確実な藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)と、高橋礼華、松友美佐紀組(日本ユニシス)も準々決勝に進んだ。