<ラグビー:アジア5カ国対抗・日本87-0カザフスタン>◇28日◇カザフスタン・アルマトイ

 日本代表は87-0でカザフスタンを下し、今月から就任したエディー・ジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)の初陣を飾った。

 日本ラグビー協会によると、前半1分にこの日が代表デビューのCTB田村優が先制トライを挙げるなど、計13トライを奪った。交代選手も含め計10人が代表デビューを果たした。一方でこの日が69キャップ目の小野沢宏時が3トライの活躍だった。日本は本大会5連覇を目指しており、次戦は5月5日のUAE戦(レベスタ)となる。

 ジョーンズHCは試合後、日本協会を通じて「前半の10分はよかった。選手の気持ち、志も高いものがあったと思う。ジャパンが目指す方向性をしっかり定め、やりきる必要がある」とコメントを出した。また、主将のWTB広瀬俊朗は「最初の試合なので、ゲーム勘を取り戻すのに時間がかかった。80分間チャレンジしたからこそ、課題も見つかり、次に生かしていきたい。次の試合も楽しみです」と話していた。