東北運動記者会(新聞・通信社20社、放送18社加盟)は1日付で「東北運動記者会スポーツ大賞」にフィギュアスケートの羽生結弦(東北高)を選出した。

 羽生は昨年11月のグランプリ(GP)シリーズ第6戦のロシア杯でGP初優勝、今年3月の世界選手権で3位となった。

 同賞は前年度に世界選手権などで活躍した東北ゆかりのアマチュア選手・チームから、加盟38社の投票(1社2票)を基に選出する。東北の学校、企業に在籍した選手も含む。今年で11回目。

 羽生は「この賞は東北高の先輩の本田武史さんと荒川静香さんが選ばれており、その賞を受賞できたことはうれしい。両先輩ともオリンピックで活躍したので、自分もそうなれるように頑張りたい」と話した。

 得票上位は<1>羽生結弦18票<2>光星学院高野球部15票<3>佐々木則夫(サッカー)10票<4>石巻工高野球部5票<4>柏原竜二(陸上)5票。