ボートのロンドン五輪アジア予選(韓国)で男子軽量級ダブルスカル出場を決めた武田大作(38=ダイキ)が1日、地元の松山市に戻って記者会見し「今のレベルでは15番くらい。もっと速くなりたい」とメダルへの意欲を語った。

 松山空港で妻の素子さん(46)やダイキ関係者の出迎えを受け「ありがとうございます」と笑顔で応じた。同予選代表をめぐっては日本スポーツ仲裁機構に申し立てて選考やり直しを勝ち取った。「納得してもらうには、結果を残して『やっぱり強かった』というのが一番」と話した。

 今後は国内合宿とスイスでのW杯出場で、本番に備える。