卓球のロンドン五輪アジア予選で出場枠を獲得し、団体要員として2大会連続の代表入りを決めた平野早矢香(ミキハウス)が1日、大阪府内で練習を公開し「何としてもメダルを取って帰ってきたい」と意気込みを口にした。

 公開練習では約1時間半、サーブやレシーブなどに磨きをかけた。平野は「いかに相手を崩し、読みを外せるかを意識してやっている。(打球の)質をもう一回見直している」と狙いを説明した。シングルス3回戦敗退だった北京五輪については「思い切って自分のプレーをぶつける中で、冷静に相手を観察するところが足りなかった」と分析。「その部分は、この4年間で勉強してきた。しっかり準備して、試合の流れの中にうまく入っていけたらいい」と話した。