世界バドミントン連盟は3日、ロンドン五輪出場枠を決める世界ランキングを発表し、女子ダブルスで6位の末綱聡子、前田美順組(ルネサス)ら日本勢はシングルスの男子2と女子1、ダブルスの男子1と女子2、混合1の出場枠を獲得し、日本協会の選考基準で男子5人、女子6人が五輪代表に決まった。

 2008年北京五輪4位の末綱、前田組は2大会連続、男子ダブルスで川前直樹と組む佐藤翔治(ともにNTT東日本)はシングルスで出場した04年アテネ、北京との3大会連続の代表。混合ダブルスの池田信太郎、潮田玲子組(日本ユニシス)はともに2度目の五輪となった。

 川前を含む残り6人は初出場で、女子ダブルスで世界ランク4位の藤井瑞希、垣岩令佳組(ルネサス)は第4シードに入る。シングルスの男子で同6位の佐々木翔(トナミ運輸)と同8位の田児賢一(NTT東日本)は第5~8シード、女子で同15位の佐藤冴香(日体大)は第9~16シードとなった。