<ホッケー:ロンドン五輪世界最終予選・日本3-2中国>◇10日目◇4日◇男子1次リーグ◇岐阜県グリーンスタジアム

 男子最終戦を行い、日本は中国に3-2で逆転勝ちし、通算4勝1分けの勝ち点13で6日の決勝に進んだ。南アフリカとの決勝に勝てば、44年ぶりの五輪出場が決まる。

 先制を許した日本は粥川(名古屋フラーテル)が前半26分にペナルティーストローク(PS)を決めて同点。同30分に失点して1-2で折り返したが、後半22分に長沢(名古屋フラーテル)がペナルティーコーナー(PC)を決めて追い付き、試合終了間際にも駄目を押した。

 試合前に決勝進出が決まった南アフリカはオーストリアと2-2で引き分け、3勝2分けの勝ち点11で2位。

 日本代表の姜建旭(カン・ゴンウク)監督は「必ず勝てると信じていた。この試合を戦った選手たちを誇りに思う。(6日の決勝は)この1年間の練習のすべてを出し切って戦う」と話した。

 日本の女子は5日に3大会連続の五輪出場を懸けて、アゼルバイジャンと対戦する。