<女子バスケットボール:国際親善試合>◇21日◇代々木第2体育館

 ベテランの活躍で日本が親善試合2連勝を飾った。65-62で勝利した19日の第1戦に続きスロバキアと対戦。接戦が続いた第3クオーターに、今年に入って日本代表候補に復帰した04年アテネ五輪代表の矢野良子(33=トヨタ自動車)が投入されると、3ポイントシュートを量産。約11分の出場で6本中5本を沈めて、80-74の勝利を呼び込んだ。

 試合後の観客へのあいさつでは、主将の大神雄子(29)の「今日はこの人にも話してもらわないと」の“ムチャぶり”にマイクの前に誘導されると、赤面しながら「何も考えてなかったので…」。それでも、気を持ち直して「平日にもかかわらずこんなに多く人が応援していただいて感謝しています。みんなで五輪出場を取りに行きます」と宣言し、歓声を浴びていた。

 2大会ぶりの五輪出場がかかるロンドン五輪最終予選は、6月25日からトルコで行われる