競泳のロンドン五輪米国代表選考会開幕2日前の23日、有力選手が米ネブラスカ州オマハで記者会見し、北京五輪8冠のマイケル・フェルプスは「自分の目標に向けて、やるべきことをやりたい」と抱負を語った。出場種目については明言しなかった。

 昨年の世界選手権5冠で、フェルプスとの対決が注目されるライアン・ロクテは「文句のつけようがないくらい、順調に練習を積めた」と自信をのぞかせた。フェルプスは自由形、バタフライ、個人メドレーの計7種目、ロクテは専門外の平泳ぎも含め、計11種目にエントリーした。

 男子平泳ぎの北島康介(日本コカ・コーラ)のライバルで、北京五輪後の休養から昨年復帰したブレンダン・ハンセンは「この場に戻ってきたことを誇りに思う」と笑顔を見せた。