<女子レスリング:世界選手権>◇27日◇カナダ・ストラスコナカウンティ

 59キロ級の3位決定戦で26歳の島田佳代子(自衛隊)はロンドン五輪55キロ級に出場したブトケビッチに屈した。第1ピリオド終了間際に逆転を狙って相手の体を回そうとしたが、足を取られて防がれてのフォール負けに「気持ちばかりいった。第2ピリオドで勝負すれば違う展開があった」と反省した。

 所属先の自衛隊では五輪で48キロ級の小原日登美と男子フリースタイル66キロ級の米満達弘が金メダルを獲得し「自分の自信にもなる」と意気込んでいた。メダルに届かなかったアジア選手権女王は「悔しさをばねに、この経験を生かしていきたい」と前を向いた。