<女子レスリング:世界選手権>◇最終日◇29日◇カナダ・ストラスコナカウンティ

 48キロ級は3試合を勝ち上がった初出場の19歳、登坂絵莉(至学館大)が決勝でワネサ・カラジンスカヤ(ベラルーシ)に1-2で敗れ、銀メダルだった。

 63キロ級は3回戦で敗れ、敗者復活戦を勝った初出場の24歳、工藤佳代子(自衛隊)が3位決定戦で中国選手に1-2で敗れ、5位に終わった。

 日本勢は55キロ級で10連覇した吉田沙保里(ALSOK)、67キロ級で2年連続銅メダルの井上佳子(クリナップ)を合わせて金1、銀1、銅1のメダル獲得となり、女子が五輪種目入りして現在の7階級となった2002年大会以降で09年大会の金2、銅1を下回る最低の成績だった。