世界空手連盟のエスピノス会長は24日、実施競技入りを目指す2020年夏季五輪では組手の男女個人各5階級を2日間で行う計画であると明らかにした。

 階級はパリで開催中の世界選手権と同じ。選手数は各階級12人で計120人となる。採用されなかった16年五輪の計画と同様に形は外れた。

 同会長は国際オリンピック委員会(IOC)との協議の結果で「選手の参加人数を削減するよう要望され、IOCと合意した」と説明した。五輪では既に柔道、テコンドーなどの格闘技が行われていることについて「空手は世界中に普及しており格闘技が多いことは問題にならない」との見解を示した。