<体操:豊田国際競技会>◇最終日◇16日◇愛知・豊田市総合体育館

 ロンドン五輪代表で、09年世界選手権個人総合銅メダルの鶴見虹子(20=日体大)が、女子床運動で13・825点をマーク。全日本種目別を制した16歳の村上茉愛をおさえて、優勝した。同五輪で演技した構成もこれが最後の予定で、「今年1番のいい演技だった。満足している」と、今年最後の競技会を優勝で締めくくった。

 女子平均台は同五輪代表の美濃部ゆうが14・225点で制し、男子平行棒は、やはり同五輪代表の田中佑典が優勝した。この日行われた4種目のうち、日本選手が3種目で1~2位を独占した。

 大会は、種目別のみで行われた。同五輪代表で男子個人総合金メダルの内村航平は、肩の故障で欠場した。