<スピードスケート全日本選手権>◇最終日◇16日◇長野・エムウエーブ◇男女1500メートル、男子1万メートル、女子5000メートル

 高木美帆(18=帯広南商高3年)は30年ぶりの高校生優勝を逃した。総合首位で迎えた最終日は得意の1500メートルで4位、5000メートルも6位に終わり、穂積に逆転を許し総合2位に順位を落とした。

 昨年3位より1歩前進も82年橋本聖子以来の高校生優勝は実現できなかった。「気持ちで穂積さんに負けた。まだまだ未熟」と課題を口にした。17日には日体大の推薦試験を受けるが「レースとは違った緊張がある」と苦笑いしていた。