<W杯スノーボード:パラレル大回転>◇第1戦◇21日◇イタリア・カレッツァ

 この日が29歳の誕生日だった女子の竹内智香(広島ガス)がW杯初優勝を果たした。W杯同種目の日本勢制覇は男女を通じて初めて。2009年2月に山岡聡子がハーフパイプを制して以来となる日本女子選手の優勝となった。

 竹内は02年ソルトレークシティー大会から3大会連続で五輪に出場し、06年トリノ大会のパラレル大回転で9位となった。W杯ではこれまで2位が最高だった。

 ほかの日本勢は、女子の家根谷依里(大林組)は予選落ちで21位。男子2選手も予選落ちで白川尊則(アイレクス)が55位、斯波正樹(山形蔵王ク)は60位だった。アンドレアス・プロメガー(オーストリア)が優勝した。