<W杯スキー:複合>◇個人第6戦◇6日◇ドイツ・ショーナッハ

 24歳の渡部暁斗(北野建設)が2位に入り、優勝した昨年3月9日以来の表彰台に立った。

 前半飛躍(HS106メートル、K点95メートル)で98メートルを飛んで122・7点の3位につけ、後半距離(10キロ)は最後までトップ争いを展開した。

 個人総合4連覇を目指すジェーソン・ラミーシャプイ(フランス)が前半5位につけ、後半に渡部暁を1秒9差で抑えて今季2勝目、通算22勝目を挙げた。弟の渡部善斗(早大)は前半4位から後退して12位だった。湊祐介(東京美装)は19位、永井秀昭(岐阜日野自動車)は21位となり、加藤大平(サッポロノルディックク)は体調不良で棄権した。