慶大ラグビー部は25日、新監督にOBでゴールドマン・サックス証券に勤務する和田康二氏(34)の就任が決まったと発表した。

 一貫指導強化を目的に新設したゼネラルマネジャー(GM)には渡瀬裕司氏(49)が就任する。茨城・清真学園から進学した和田氏は99~00年シーズンに創部100周年で大学日本一となった時の主力メンバーで、翌シーズンに主将を務めた。

 渡瀬氏は2度の監督経験がある。慶大は日本にラグビーを伝えたとされる田中銀之助氏のひ孫でOBの田中真一氏が昨季から監督を務めたが、今季は関東対抗戦で5位、全国大学選手権では2次リーグで敗退した。