<W杯スキー:モーグル>◇第4戦◇26日◇カルガリー

 男子で22歳の遠藤尚(忍建設)が決勝の上位6人で争うスーパーファイナル(SF)で22・68点の3位に入り、昨年3月の3位以来2度目のW杯表彰台に立った。

 女子の決勝で伊藤みき(北野建設)が13位、上村愛子(北野建設)は14位、村田愛里咲(北翔大)も16位にとどまり、SFに進めなかった。

 男女ともにカナダ勢が制し、男子のミカエル・キングズベリーが通算13勝目、女子のジュスティーヌ・デュフールラポワントが通算3勝目を挙げた。

 男子の上野修(野沢温泉ク)山口卓也、小林樹生(ともに白馬ク)吉川空(フリー)四方元幾(愛知工大)、女子の星野純子(リステル)水谷夏女(サミー)は予選落ちした。

 遠藤尚の話

 コースが難しくて大変だったが、自分の考えていた滑りはできた。力がついてきている実感はある。2番、1番になれるように頑張っていく。どんなコースでも同じ滑りができるようにしたい。

 上村愛子の話

 予選はきれいに滑れたが、決勝は一番難しいところを滑り終わった後に失敗した。ミスがなければ、スーパーファイナルに行けたかもしれない。そこが残念。