日本卓球協会は4日、世界選手権個人戦(5月13~20日・パリ)代表の男女計16人を発表し、ロンドン五輪女子団体銀メダルの福原愛(ANA)石川佳純(全農)平野早矢香(ミキハウス)や1月の全日本選手権男子シングルスで初優勝した18歳の丹羽孝希(青森山田高)らが名を連ねた。

 個人戦で3度目の男子代表の松平賢二(協和発酵キリン)と4度目出場の弟、健太(早大)に加え、全日本ジュニアの部女子シングルスを初制覇した17歳の妹、志穂(大阪・四天王寺高)が初めて代表に入った。日本協会によると、世界選手権で3きょうだい同時の代表入りは史上初。

 代表選手は次の通り。(○はダブルス種目のみのエントリー)

 ▽男子

 水谷隼(ビーコン・ラボ)丹羽、岸川聖也(スヴェンソン)張一博、高木和卓(以上東京アート)松平健、○松平賢○吉村真晴(愛知工大)

 ▽女子

 福原、石川、平野、森薗美咲(日立化成)藤井寛子、○若宮三紗子(以上日本生命)松沢茉里奈(淑徳大)、松平志