日本オリンピック委員会(JOC)は8日、柔道女子日本代表の暴力問題を受け、他の五輪競技での暴力やパワーハラスメントなどの実態を把握するため、各競技団体の強化責任者らへの聞き取り調査を7日に続いて実施した。8日の16競技で対象の31団体への聞き取りを終え、JOCが記者会見する。

 卓球、バドミントンなど午前に面談した5競技は、いずれも報道陣に日本代表の強化合宿や遠征などでの暴力は「ない」と答えた。

 日本卓球協会の前原正浩専務理事は「日本代表の合宿でコーチ、トレーナーら10人ぐらいにヒアリングをした。(暴力は)ないということを確認した」と述べた。