空手女子の世界選手権金メダリスト、宇佐美里香(27=鳥取県教委)が5日、鳥取市内で記者会見し、現役引退を表明した。

 宇佐美は昨年、個人形で世界選手権で優勝し、全日本選手権では4連覇を達成した。「一番の目標であった世界選手権を制し、悩み抜いた末に決めた」と引退の理由を説明した。

 4月からは母校である国士舘大の大学院に進み、指導者を目指す。「多くの知識を身に付けて、世界一を目指せるような選手を育てていきたい」と抱負を述べた。

 [2013年3月5日23時5分]日刊スポーツのオススメ